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2026.02.15

失敗しないお茶の淹れ方②【お湯の温度】

【変動要因その2:お湯の温度】いろいろな変動要因がある中で、一番失敗が多いのが、お湯の温度ではないかと思います。どんなに良いお茶でも、熱湯で淹れてしまっては、台無しです(ほうじ茶は例外)。特に、女性は忙しいせいか、ポットから急須に直接、熱湯を入れてしまう方が多いようです。湯冷しという茶器を使って冷ます方法もありますが、そこまでしなくても最初に湯呑みにお湯を入れ、湯呑みが十分熱くなるまで待ってから、急須に入れてもらえれば、ちょうどいい温度(80度前後)になります。よく沸かした熱湯(100度)をポット入れると約90度、ポットから湯呑みに入れて、しばらく待つと75〜80度になります。このひと手間を省いてしまうと、渋いお茶になってしまいます。上質なお茶になるほど、湯温を下げて渋みを抑え、甘みを引き出すことで、本来のポテンシャルを味わうことができます。どれほど湯冷しで味が変わるか、同じお茶で100度と80度で淹れてもらえば、誰でも分かります。

 中には、熱いお茶が好きという方がいらっしゃると思います。その場合は、最初80度で淹れたお茶と、ニ煎目熱めのお湯(90〜95度)で淹れたお茶をミックスすると、熱くて美味しいお茶が召し上がれます。ニ煎目はそんな熱湯で大丈夫かと思う方もおられるかもしれませんが、一煎目さえ冷ましたお湯で淹れておけば、ニ煎目以降は熱湯で淹れても、それほど影響はありません。もちろん、一煎目の味には敵いませんが、ブレンドすることで、また一味違った美味しさを体感できます。